紫蘇(しそ)を手軽に「赤しそ酢」で♪

【性味】辛・温

【帰経】肺・脾


薬膳食材の紫蘇(しそ)は、緑色の大葉ではなく、紫色の赤しそのこと。梅干しに入っている紫蘇でおなじみですね。


解毒作用(鮮魚解毒)があるので、魚の刺身に添えられているのを見たことがあるかもしれません。解毒には生姜(しょうが)を加えるのもおすすめです。


さらに覚えておきたいのは、「紫蘇+生姜+黒砂糖」を10~20分煎じてつくるスープ。生姜の辛さをおさえるために黒砂糖が入っています。

このスープ、冷えてかぜをひいたとき、まだ軽い症状なら、紫蘇の寒邪を散らす働き(発表散寒)で寒を散らしてくれます。気をめぐらす作用(行気寛中)もあるので、気が滞って起こる吐き気なら、一緒に撃退!


この紫蘇を、日々の食事に簡単に取り入れるコツ、発見しました♪


最初に「赤しそ酢」をつくってしまうといいのだそうです。けっこう簡単♪

酢のかわりに使うと、ドレッシングはもちろん、スイーツにまで簡単に取り入れられるそうです。


実際の作り方は「秘密の食材・かんたん調味料①赤しそ」がご参考になりそうですよ。

しらたま漢方

使えるあれこれ ※まとめちゅう 弁証論治の答え合わせ/漢方薬のエビデンス/漢方薬から調べる/食材から調べる/中医学のせかい/薬膳のせかい/しらたま徒然